前回の記事『【潜入】古賀市のニビシ醤油|100年を超えたその歴史と魅力に迫ります!』に引き続き、この記事では、2019年に創業100周年を迎えられた、古賀市にあるニビシ醤油さんの牛めしとアレンジレシピを皆さんにご紹介します。
牛めしと聞いて懐かしくなる方もそうでない方も、古賀市のソウルフードである「牛めし」を知って、ぜひアレンジレシピにも挑戦してみてくださいね!
古賀の牛めしとは?
古賀の牛めしは、昭和50年代頃に、もともとはオージービーフをいかに美味しく食べてもらうかと工夫を凝らし、試行錯誤して開発されたものが始まりだそうです。
以来「牛めし」は学校給食の人気献立。
古賀市のソウルフードともいえる存在だそうです。
この記事を書いている私の娘も、学校給食の「牛めし」はお気に入りメニューの一つとのこと。
やはりクラスのみんなからも人気なようです。
古賀市のニビシ醤油が2019年に創業100周年を迎え、それを機に新商品開発に取り組んで9月に誕生したのが、その「牛めし」を家庭で手軽に作れるまぜご飯のもと古賀の牛めしです。
この黒く甘辛い醤油味が、人気の味なんですって。
牛めしはどこで買えるの?
牛めしは、古賀駅構内のコンビニ店内にある「古賀市観光協会」や、古賀駅前の駅ビル「サンリブ古賀」内のスーパー、ニビシ醤油のオンラインサイトなどで購入することができます。
こちらが、古賀駅構内のコンビニ店内にある「古賀市観光協会」。
ちなみに、古賀市観光協会では、他にも古賀市で作られた古賀市を代表する商品が販売されています。
古賀の牛めしを求めて訪れた時に、どんなものが売れているのかを店員さんに聞いてみると、やはり「牛めし」が一番売れているとのことでした!
牛めしの人気
牛めしは2019年に、ニビシ醤油の100周年に合わせて開発された新商品。
牛めし発売前には、噂を聞きつけ、懐かしの味を求めたお客さまで行列ができる人気ぶりだったそう。
古賀市民にとって、いかにこの牛めしが関心を集めているかがわかりますね!
また、この「まぜご飯のもと 古賀の牛めし」が古賀在住の祖母から、埼玉県に住む小学生の孫に送られたことをきっかけに、さいたま市立大東小学校の給食メニューとして登場したというエピソードがあるそうです。
学校の給食で、生徒から給食室へメニュー提案をする企画があって、お子さんが「おばあちゃんが送ってきてくれて食べた牛めしが美味しかったので、給食で食べてみたい」と提案されたそうで、その熱い想いを受けて給食室でも「牛めし」に挑戦。
問合せを受けた古賀市から、参考として給食室に「まぜご飯のもと 古賀の牛めし」を送られたんだそうです。
市民の記憶に残る懐かしの味が、遠くさいたま市と古賀市をつないで、同じ味を共有することができるなんて、素敵ですね!
「牛めし」アレンジレシピ
ニビシ醤油社員さんからご紹介いただいたアレンジレシピから、オリジナルレシピまで、牛めしをより楽しめるアレンジレシピをご紹介しますね。
牛とじ丼
こちらは、ニビシ醤油の社員さんから伺った、「牛めし」のアレンジレシピです。
「牛めし」は、牛のうまみが溶け出した甘辛い醤油味。
卵でとじると、濃い味がまろやかになって、ご飯にかけるのにちょうど良い味加減。
贅沢な甘みが嬉しい美味しさです。
玉ねぎ1/2玉、ご飯1合、卵4個、古賀の牛めし1袋、青ねぎ適量、サラダ油大さじ1、塩少々、湯100cc
作り方
- 薄切りにした玉ねぎをサラダ油で炒める。
- 玉ねぎがしんなりしてきたら湯と古賀の牛めし、塩を加え、よくほぐし混ぜて沸騰させる。
- 溶いた卵を回し入れ、半熟になったところで火を止める。
- 丼にご飯をよそって上から③を盛り、小口切りにした青ねぎを添えたら出来上がり。
大根と牛筋風煮込み
こちらは、私が思いついてチャレンジしてみた「牛めし」のアレンジレシピ。
いっしょにコトコト煮込むことで大根にしっかりと牛のうまみや甘辛い味が染み込んで、口に入れたときにジュワっと柔らかくジューシーな感じでばっちり!美味しかったです。
大根15cm程、こんにゃく1片、古賀の牛めし
作り方
- 大根は2㎝程の厚みの輪切りにし、こんにゃくは一口大に切ってあく抜きしておく。
- 材料をすべて鍋に入れて、大根が芯まで柔らかくなるまでコトコト煮込む。
カレーうどん
こちらは、ニビシ醤油を訪問した際に魚住室長から「うどんが美味しいと思う」と聞いてぴんときて、つくってみました。
めんつゆがなくても、「牛めし」のたれに少量のカレールーで風味を加えるだけで、とても食べ応えのある美味しいカレーうどんができました!
冷蔵庫にあった野菜と、トッピングのネギも加えています。
うどん2人前、カレールー1片、古賀の牛めし
作り方
- うどんを茹でる。
- うどん2杯分のお湯に「牛めし」を混ぜ溶かし、少量のカレールーを加えて溶かす。
- ゆであがったうどんの上に②をかけて出来上がり。
古賀の牛めし:まとめ
今回は、古賀市のソウルフードともいえる給食の人気メニュー牛めしと、それを商品化したニビシ醤油のまぜご飯のもと古賀の牛めしについて書いてみました。
ぜひ懐かしの味に思いを馳せたり、アレンジレシピにも挑戦してみてくださいね!
ちなみに、ニビシ醤油の人気商品「あまかっちゃん」のアレンジレシピ(アスパラの豚肉巻き)を特別にお聞きしたのでさいごにご紹介します。
アスパラガス4本、小麦粉 適量、白ごま 少々、白髪ねぎ 適宜、サラダ油 適量、あまかっちゃん 大さじ1/2、みりん 大さじ1/2、塩こしょう 少々
作り方
- アスパラガスの根の堅いところを落とし、はかまを取って、豚肉を巻き付け、塩こしょうをふってから小麦粉をまぶす。
- フライパンに油をひき、①を香ばしく焼いたらあまかっちゃんとみりんを入れ、煮詰めながら絡める。
- 適当な長さに切ってお皿に盛り、白ごまを散らし、白髪ねぎを添えたら出来あがり。
「こんなアレンジレシピも美味しいよ!」とか「こんな思い出があるよ!」など、あなたならではの牛めし秘話があれば、コメントや古賀マガジンのSNSなどでお知らせいただけると嬉しいです。
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