こんにちは!英語保育士のめりー(Merry)です。
「九州の食卓には、いつもニビシがあります」がキャッチコピーのニビシ醤油さん。
みなさんの食卓にもニビシ醤油さんの商品ありませんか?
いまキッチンで数えてみたら、ニビシ醤油さんの商品、8商品もありました!!
今回は、古賀市で創業100年!のニビシ醤油さんへお邪魔させていただきました。
ニビシ醤油株式会社の三瀬部長と魚住室長にお話を聞いてきたので、ニビシ醤油の歴史や商品・地域とのつながりなど、その魅力と今後についてご紹介していきたいと思います!
ニビシ醤油とは?その歴史と商品
ニビシ醤油は、1919年(大正8年)に日本調味料醸造株式会社として古賀市に創業され、1965年(昭和40年)に、社名を現在のニビシ醤油株式会社に変更されました。
九州・福岡エリアを中心にたくさんの商品を供給されています。
私たちがスーパーでよく見かける「うまくちしょうゆ」「里ごころ(味噌)」「四季のつゆ(めんつゆ)」「料亭白だし」「ワァン(ちゃんぽんスープ)」など、さまざまな商品があるんですよ。
ニビシ醤油の人気商品
ニビシ醤油の人気商品については、インタビュー形式でお伝えしてみますね。
古賀マガジン:どんな商品が人気ですか?
ニビシ醤油さん:季節限定の商品ですが、今の一押しがグリルdeバンディットです!まだテスト販売の段階ですが、とても評判がいいんですよ。30分~1時間お肉をつけておいて、焼くだけでとても香ばしい風味に仕上がるので、アウトドアで使っていただきたいということを想定した商品です。
古賀マガジン:キャンプブームですから、これからのシーズンに最適ですね!食べてみたい!
古賀マガジン:古賀市のスーパーではニビシ醤油のお醤油やお味噌などたくさん見かけますが、ニビシ醤油さんには、実際、どんな商品がどのくらいあるのでしょうか?
ニビシ醤油さん:市販されている商品は150種類程度ですが、実は業務用として400種類ほどの商品を提供しています。以前は小ロット多品種生産でもっとたくさんの種類の商品を作っていたので、これでも最近整理をしてだいぶ淘汰をした数になっています。
古賀マガジン:商品のラインナップはずっと変わらないのですか?
ニビシ醤油さん:3月と9月に各5商品程度ずつの新商品を開発しています。カタログも、「春夏」と「秋冬」に毎年発行しているんですよ。実際に店舗等ではちゃんぽんスープの「ワァン」がよく売れています。日本経済新聞の調査でも、スープ部門で日本一の売上額を獲得しているとのことなんです。これはオンラインショップでも人気ですね。
ニビシ醤油さん:また、オンラインショップで売上一位なのは「だいだいぽん酢」の1リットルボトルです。これはもともと業務用のみで取り扱っていたものなのですが、チェーン店の従業員の方が個人的にも購入したいから、一般のお店でも取り扱ってほしいと、営業へ要望があって販売を始めた商品なんです。
古賀マガジン:美味しいからたくさん使われたり、リピートされる方が多いということですよね!すごい!
ニビシ醤油の工場の様子
インタビューの後、工場の様子を見学させていただきました。
なかなか中に入って見る機会のない場所ですので、古賀マガジン読者の皆さんにその様子をシェアさせていただきますね!
こちらの設備は2016年(平成28年)に新設されたものだそうです。
商品ラインナップの拡充と併せて生産性の向上を実現されたとのこと。
従業員の方は、出社後に制服に着替えたあと、この施設の中に入る際にさらに衛生服に着替えて入られます。
衛生管理も徹底していますね!
ペットボトル内部に空気を吹き込んでチリひとつ残らないように飛ばし、調味液を充填してラベルを貼り、出荷していくのがこちらの施設。
全てがシステマチックに管理されていて人の目でも商品をチェックされていて、こうやってスーパーやお店に並ぶのかと興味深かったです。
創業100年らしいところが見たいです!と無理なお願いをして昔の建物があるエリアも見せていただきました。
映画の撮影にも使われそうな雰囲気がありますね^^
ニビシ醤油と古賀市
ニビシ醤油さんからは、古賀市の方々に親しみを持ってもらい、身近な企業であることを感じてもらえるようにという思いも込めて、古賀市へさまざまなご協力をいただいています。
2020年は残念ながら実施されませんでしたが、古賀駅すぐのニビシ醤油さんの敷地は、古賀市の象徴的なおまつり、「まつり古賀」の会場になることもあります。
私も家族で出かけた際、「工場の敷地ってこんなに広いのね!」と中に入って初めて見る景色に親しみを感じました。
インタビューに伺った2021年3月には、ニビシ醤油さんから古賀市へ人気の新商品「牛めし」が寄贈されたとの報道がありました。
「食の記憶」は「その時を生きた記憶」につながるという考えのもと、古賀市内の3中学卒業生と、古賀竟成館高校、玄界高校、古賀特別支援学校、福岡女学院看護大学の卒業生にも贈られたそうです。その数、1650食分!すごいですね!
インタビューをした3月は、めりーの娘の小学校卒業式だったのですが、卒業生がリレーで発表した「別れの言葉」では、「3年生の時、ニビシ醤油工場への社会科見学では、醤油を作る機械のすごさや働く人たちの工夫や努力を知りました。」というセリフもありました。
ニビシ醤油の今後とまとめ
ニビシ醤油さん:創立時より受け継いだ九州の味を大切に、これからも食の安心安全にこだわり、時代の流れや食文化の変化にマッチした新しい美味しさを追求していきます。グローバル化と言われるように、調味料の味も全国的に統一されつつありますが、ニビシ醤油は福岡・九州の味を崩さず、それを全国や海外に大切に広げていけたらと考えています。実際、さしみしょうゆは韓国などにたくさん出荷があったり、業務用のラーメンスープは中国でもとても売れているんですよ。
田辺古賀市長の発信にもある通り、JR古賀駅東口にあるニビシ醤油は、長年「食のまち」である古賀市の工業力の象徴的な存在ともいえます。
古賀駅周辺の活性化を図るため、2019年に市と開発に向けた協力協定を締結し、現在、新たなまちづくりの検討を進めているそうです。
「自然や食品工業団地が特徴的な古賀市ですから、この街に来たら美味しいものが食べられる!という街になるお手伝いができたらいいなと思います。」とも語ってくださいました。
今後の古賀市とニビシ醤油との協力によるまちづくりにも期待したいですね!
みなさんも、今後スーパーでお醤油やお味噌その他調味料などニビシ醤油の商品を見かけられたら、この記事のことを思い出していただけたら嬉しいです!
また「ニビシ醤油のこの商品がおすすめ!」などの情報があれば、ぜひ古賀マガジンのSNSなどから教えてくださいね。
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