古賀市の有名なフランス菓子店をご存知でしょうか。
1991年10月に古賀市舞の里にオープンした、フランス菓子店オーベルニュさん。
オーナーシェフの鷲埼さんに、長年地域の方々に愛されてきた秘訣を聞いてきました。
オーベルニュとは
オーベルニュは、1991年10月に古賀市舞の里にオープンしたフランス菓子店です。
外観
住宅街におしゃれな建物が現れます。
お店の前に駐車場があるので、車で行くことができます。
オーベルニュのフランス菓子
オーベルニュは開店と同時にすべてのお菓子が店頭に並べられます。
今回の取材は平日の11時に伺いました。
この時点でもうすでに結構売れていて、すき間が出てきていますね。
生菓子約40種類、焼き菓子約30種類が常時店頭にそろっています。
フランス菓子の特徴である「少し大ぶり」なケーキが毎日つくられており、味や食感などお菓子それぞれの「表情」を楽しんでいただけるように、素材や製法にこだわり一つ一つ丁寧につくりあげているそうです。
チョコレートや小麦粉、たまごなどケーキやお菓子の素材にもこだわっています。
なかでもたまごは、青柳たまごさんから、いちごは農協で朝摘みいちごを毎日仕入れており、地域とのつながりも長く続いています。
また、オープン当初からずっとこだわってきたのが「鮮度」で、「開店時にすべてのケーキを揃えてお客さまを待つスタイル」を一貫して続けてきました。
生菓子・焼き菓子すべての鮮度を管理し、特に焼き菓子には一つ一つに賞味期限を設定してお客さまにも伝えているそうです。
オーベルニュ定番のお菓子
これはボストックというフランスの伝統的な菓子パンで、ブリオッシュを「焼いた翌日も美味しく食べられるように」とつくったのが始まりだそう。
ブリオッシュをひらたく潰して、ラム酒が香るシロップに漬け込んでから再度焼き上たあと、アーモンドクリームをたっぷり塗ってアーモンドスライスがトッピングされています。
どこか懐かしく、やさしい甘さでとても美味しいです。
オーベルニュへのアクセス
〒811-3114 福岡県古賀市舞の里5丁目6-22
千鳥駅から車で6分、千鳥小学校前から舞の里行きのバスで10分(舞の里4丁目で降車)に位置し、住宅街の中にあります。
営業時間
9:30〜18:30
定休日:月曜日(第3火曜日)
TEL:092-943-0629
オーナーシェフ鷲埼さんの想い
オーベルニュのオーナーシェフ鷲埼さんは、福岡市内の有名フランス菓子店で修行を経て1991年10月、28歳のときに奥様と二人で開業しました。
開業するにあたり、物件を探していたところ、当時何もなかった舞の里エリアに惹かれて「このまちに呼ばれている」と感じて、縁もゆかりもなかった古賀市での開業を決意しました。
開業当初は舞の里2丁目の貸店舗で営業し、そのあと舞の里5丁目に独立店舗として移転してきました。
移転前と現在の店舗どちらも住宅地に立地しているので、ご近所の方々が歩いてこられたり、遠方からも足を運んでくださるお客さまに支えられて、これまで長きにわたり営業してこられました。
「お客さまのちょっと先をいくようなお菓子をつくりなさい」とフランス菓子の師匠から教わり、お客さまの興味をひくようなお菓子づくりを心掛けてきました。
フランス菓子店だからと気取らず、「急な来客時にといった普段使いのお菓子屋さんという感覚で使ってほしい」、「入りやすいお店を意識して、少しでも古賀市を盛り上げていきたい」とおっしゃっていました。
「ちょっとそこまで」とおでかけのついでにフランス菓子を買って、日常に小さな幸せをプラスしてみませんか?
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